区長「新年のご挨拶」
令和 6年 1月 1日
美茂呂町区民各位
美茂呂町区長 丸橋 正幸
美茂呂町区 役員 一同
新年あけましておめでとうございます
年の初めに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。平素より、町内会運営に対しまして一方ならぬご理解ご協力を賜り、大変ありがたく厚く御礼申し上げます。さらに、この1年も皆様とご家族様のご多幸をお祈り申し上げます。
さて1年を振り返ってみますと、昨年は新型コロナウイルス過の制限行動から、段階的に解放された年でした。しかし一方では消費者物価の高騰、エネルギー価格の高騰、夏場の記録的な気温上昇などが、年金生活者や収入の少ない家庭に生活不安をもたらした1年でありました。
昨年の町内会活動は、前年に続き行政(伊勢崎市)や地区団体との調整下でコロナ前の活動を復活させてきた1年でした。以下で昨年の町内活動の一部についてお話してみます。
・「みもろサロン」活動については、民生児童委員中心の運営委員会によって、毎月1回(美茂呂町会議所において午前・午後2回)開催が定着してきました。参加者は女性中心ですが今後は男性や若い方が加わってもらえれば、話題の範囲もさらに広がるのではと思います。
・「水神宮祭」については、8月19日(土)~20日(日)水神宮前の県道を閉鎖し、当日は水神宮の祭事に続き、「前夜祭」を美茂呂町育成会による模擬店開催、キッチンカー(3台)の参加、町内有志による美茂呂チャキチン披露、二中吹奏楽部演奏、近隣3町内の囃子保存会参加による屋台囃子の競演、祭典委員による灯篭流しなどの催しを、近隣住民の参加も得て盛大に行えました。
・「美茂呂町習作展」については、11月11(土)~12日(日)に生涯学習推進員を中心に、小中学校、町内介護施設、町内で書画・写真・工芸・生け花・盆栽などの町内関係者の作品を、美茂呂町会議所で前年同様の規模(作品数150点、来場者147名)で展示ができました。
・7~8月の猛暑について、昨年伊勢崎市周辺ではこの間は40℃近い猛暑が続きました。町内会に関する行事では、7月29日(土)の茂呂地区納涼祭(茂呂小校庭)は、時間を遅らせて夕方からの開催ができない(夜間照明が無い)ため、準備は入念に行いましたが残念ながら中止でした。
7月30日(日)の広瀬川堤防草刈り(美茂呂町ボランティア会)は、暑い時間帯を避け朝方の時間帯を2週間に分けて実施しました。8月19日(土)水神宮祭は、暑い時間帯を避け午後4時から祭事、その後「前夜祭」を開催しました。
今後、猛暑の中の行事については、猛暑対策を十分に考えた上で開催するか、時間帯の変更、開催時期の変更などが主催者に求められると感じています。
「美茂呂町会議所建設計画」については、令和4年3月末時点で会議所建設積立金が用地購入
予算額に達したため、建設委員会は4月以降具体的な用地取得に絞って活動しました。しかし令和4年度は新型コロナウイルス過の制限行動が緩和されたにも関わらず、数ヶ所の用地の絞り込みで終始してしまいました。主な理由は、町内に条件に適した土地がそれほど沢山は無いこと。
地権者にも簡単に譲渡できない各種理由があることを感じました。
令和5年度に入り町内の地権者の土地で具体的な売買数字の提示がありました。しかし、土地の広さが「購入希望の広さ」に達しないため駐車場用地の確保が難しく、建設委員全員の賛同が得られず、残念ながら断念しなければならないこともありました。
その直後、最初に交渉した土地所有者に再確認したところ「売却しても良い」との話があり、
令和5年6月には建設委員会の承認を得て「仮契約」に至りました。その後は、建物を建てるための開発許可、農地法の解除、文化財保護法に該当しないかの調査、及び用地取得のための一連の手続きを専門行政書士に依頼しました。
建物及び外構工事に関し、依頼先について建設委員会の中でいろいろな意見がありましたが
「この事業の『建築に対する公平な見積り作業の確保』のため、設計事務所を入れ3社見積りにて建設会社を決定する」ことを委員会として決定しました。なお詳しくは「令和5年度 美茂呂町建設委員会活動報告」、別添にまとめてありますのでご参照ください。
なお、「美茂呂町会議所建設計画」について、区民の皆様から承認を得る時期に来ております。近々、評議委員会、臨時総会で十分な説明を行って、その後の事業を進めていきたいと思います。
結びに町内会活動については、今後も区民の生活向上、福祉増進を図り、風通しの良い美茂呂町の形成に役員一同で努める所存ですので、引き続きご協力を賜りますれば幸いです。
TEL:0270-26-6511(区長宅)
携帯:090-1778-4993(区長)